ツイッターに載せてた火弓リョSSまとめ - 4/7

あの時の光景を未だに思い出す。
観客席越しに見えた背中に手を添えたくなったのは、同情からなのか友愛からなのかは分かりはしない。
目を閉じて開けば、あの光景は消えてしまうけれど、またいつか思い出すのだろう。
次思い出す時は、せめて両手を伸ばせるように。

祈るように俺は目を閉じた。

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